前回の記事で少しでも投資を始めてみようかなって思った方はいますか?
NIO こんにちは! 突然ですが、皆さん運用してますか? 銀行で普通預金したままになっていませんか? 今日は、一番最初。 重い腰を上げてスタートを切るところのお手伝いができたらなと思っています。 投資仲間が増[…]
今回は前回からの続きで、実際に始めてみる場合の準備についてまとめてみました。
誰にでもサクッと分かる様に書いているので最後までお付き合いください!
まずは資金を準備する
大きな資金なんて要りません!←なんか怪しい勧誘みたいですが 笑
投資信託なら100円から始められますし、米国株なら数万円あれば色々選べると思います。
まずは、自分にいくら使う予定がないお金があるか把握するのが大切だと思います。
使う予定のあるお金で投資をしてはいけないです。
もちろんそんなお金で競馬やギャンブルはやっちゃダメですよ!
収入の中から、生活費や使う予定のものを除いたら、
急な出費に備えた予備費を貯金で残しておきましょう。
リーマンショックみたいな世界的な全面株安がいつ起こるかも分からないですし、
怪我や入院、人生何があるか分かりません!
すぐに動かせるお金がない状態で過ごすのは危険です。
自分に合ったリスク許容度の設定
貯金の延長で毎月定額をコツコツしたい。
まとまったお金があるから一気にがっつりしたい。
人それぞれに合った投資法があると思いますが、
投資には必ずリスクがあります。
それをできる限り回避したりカバーしながら行うのがいいと思います。
よく聞く分散投資ってやつですね!
分散投資の方法
- 資産を分散する
1箇所に全集中するのではなく、貯金・株式・債券・投資信託などに資産を分散することでリスクが抑えられます。
私は米国株式と投資信託(積立NISA)とFXをやっています。
1つだけに集中していると、何かあった場合のダメージが大きいです!
- 投資する地域を分散する
これはよく書いてあるんですが、今の段階では個人的にはあまり気にしていません。
米国投資してて思うんですけど、米国株下がったら大抵日本株も下がっています。
アメリカの経済力の影響って世界的にも大きいと思うんですよね。
ただ、米国株だけを100%で持っていた場合と、
米国株&全世界株や新興国株などを持っていた場合では
アメリカ国内が不景気になった時の損の仕方が違うと思うので、その辺りがリスク軽減になりますね!
あとは今の米国最強がいつまで続くかは分からないですし、
もっと伸びる国が出てくる可能性も大いにあるので、
世界のニュースに注目したり、
長期で見た場合は定期的なリバランスが必要だと思っています!
- 投資する分野を分散する
投資するセクターを分けるのは必要だと思います!
セクターって何?
石油の銘柄だけ、小売業の銘柄だけ、など偏った所持をしていると
その分野が不景気になったときにダイレクトに影響を受けてしまいます。
長期金利の影響を受けやすいグロース株ばかり持っていると
精神的にも落ち着けません!(自分のことです!笑)
必ず、業界ごとに景気の良し悪し、業績の悪化・良化があるのでこれは必要だと思います。
- タイミングを分散する
一括で大きく投資すると、その後の相場の上げ下げに大きく影響されます。
少しづつ定額でタイミングをずらして投資することによって、購入価格を平均化できるので
相場の上げ下げの影響も受けにくくなります。
長期投資には向いている分散方法ですね!
証券会社と商品を選ぼう!
証券会社
証券会社によってそんなに差はないと思うので好きなところを選びましょう。
手数料や銘柄の多さ、アプリの使いやすさなどから、SBI証券や楽天証券が人気な様です。
私は楽天証券を利用していますが、今の所使っていて不便は感じていません。
米国株を始めるなら、とりあえずNISA口座を作るのがおすすめです!
年間の投資上限はありますが、売却益や配当が非課税になるからです。
(損失が出た場合には損益通算ができません。)
同じようにiDeco(個人型確定拠出年金)などもありますが、
途中で引き出せないため老後の資金作りなど具体的な目的がある場合におすすめです。
メリットは大きいと思いますが、個人的には動かせないお金は好きではないので私は利用していません。
商品を選ぼう
米国株を始めるなら、個人的には、まずETFをお勧めします!
ETFって何?
投資信託との違いはマーケットが空いている間リアルタイムで指値や成行などで取引ができるところです。
指数や価格指標などと連動するインデックス型が主流です。
ETF1つで分散投資になるので、不安もリスクも個別株よりは少ないです。
色々なETFがありますので選ぶ楽しみもありますね!
米国ETFを少しだけ紹介します。
- VTI
S&P500を含んだ米国株約3,900銘柄への投資が行われています。中小銘柄も対象になっています。
アメリカ市場全体への投資になるのでアメリカが成長する!と思ったらまずこれって感じです。
この銘柄1つでアメリカ全体に投資できてるなんて、なんか凄いですよね!
- VOO
アメリカの代表的な企業500社の株価を指数化したS&P500に連動するETFです。
こちらも、これ1つでアメリカの大型企業にまとめて投資することができます!
成長している大企業500社への投資ということで、中小企業は入っていません。
VTIも近年、構成銘柄が調整されて大企業の占める割合が若干増えてきているのであまり差は感じませんが、
その辺りはお好みでって感じですね。
- QQQ
NASDAQ100指数連動のETFです。
NASDAQ100とは、ナスダック上場銘柄のうち、金融機関を除く時価総額上位100社の指数です。
ナスダックというのがアメリカのベンチャー企業向けの株式市場で、IT系が多いのが特徴です。
GAFAMを含むITセクターの割合がS&P500より大きく、
大型ハイテク株の銘柄に投資したい方向けです。
おまけ:上の3つのETFをチャート比較してみたのがこちら。
●半年
私始めたのが9月10〜14日頃なのでほんとタイミング悪すぎ…笑
●1年
●5年
5年チャートだとハイテク系企業の伸びが半端ないですが、
1年でみた場合はパフォーマンスはほぼ変わらず。素晴らしい右肩上がり!
2020年過ぎにガクッと下がっているのはコロナショックですが、そこからの立ち直りがすごい。
現段階で言えることは、アメリカは日々成長し続けている、ということですね。
(日経平均指数ETFを調べてみると、日米の差は歴然だと思います。)
他にも、同じようにS&P500に連動する別のETFもありますし、
債券や高配当株、先進国市場などの指数連動ETFや、
仮想通貨、金や半導体などの商品価格を指標にしたETFもあります。
構成銘柄で検索すると、含まれる銘柄の割合も調べることができるので、
自分に好みのETFを探すのも面白いかもしれませんね!
需要があれば1つ1つ掘り下げて紹介していこうと思います。
おわりに
投資を始めるにあたってリスクの把握は必須です。
リスクが大きければ見返りが大きい場合もありますが、
その分ダメージも大きいのでお勧めしません。
心もすり減るので、間違ってもいきなりIPOピカピカの株とか買わないほうがいいです。
※現在進行形の体験談です 笑
自分の使えるお金や経験、正確に合ったリスク許容度を設定しましょう。
ご覧いただきありがとうございました!